This War of Mine どう生きる?

気になっていた 「This War of Mine」 というゲームを買って2週間ちまちまやって、やっと一回目のクリアまでいきました。

This War of Mine を簡単に言い表すと、「戦時下どうやって貴方は生きていくのか 明日の為に何をすべきなのか」

 

 

This War of Mine は、戦時中の市民となり終戦のその日まで生き延びるゲームで、
戦争をテーマに扱っていますが、銃を乱射したりするようなタイプのゲームとは趣が違っています。

全体的に、おもぐるしい。

戦争の中、人々はどうやって生きていくのか?そこを掘り下げた感じ。

どうにか最低限の食料物資で命からがら生き延びるか。
要らないものを交換し合って、共存していくのか。
人のものを奪って生きていくのか。
人を殺して持ち物を奪うのか。
どうやって生きていくのか・・・は、プレイヤーたちにゆだねられています。

 

トレイラー Steamの方

トレイラー iphoneの方?

このゲームは、昼間・夜間パートで分かれていて、
昼間は自分たちが身を寄せている隠れ家で料理を作ったり、必要なものを製作し、
夜間になると、探索に出かけて、物資を探します。

 

探索先は色々あって、善良な市民が質素に暮らしていたり、犯罪のねぐろとされているような犯罪者が住み着いているところなど様々。
無人の場所、もしくは人のいる場所でも瓦礫などのものは物資を探すためにあされますが、人の家の中だったりすると、それは「窃盗」ですし、物資は有限です。
また、人を襲うことも出来ますが、いきすぎると、それは「殺人」です。

 

会った人の対応もさまざま。ただ物を探しているホームレスだったり、物資の交換を持ち掛けてきたり、無条件に襲ってきたり…

自分たちも生きていかねばならないので、食料を探すわけだけど、そうそう簡単に手に入らない。
なので自分でネズミトラップみたいなのを作ってみたりもする。
寒くなれば、ストーブに火をくべるし、喫煙家や珈琲愛好家は煙草をすったり珈琲を飲みたくもなったり。
それら全部、物資がなくてはできないこと。
お腹をみたすことも、寒さを軽減することも、つかの間の休息のためのものも全て。

窃盗をしたり、殺人を犯したりすると、自分の操作するプレイヤーたちも心がおかしくなってくる。
鬱にもなる。だからお酒を飲んで、悪い気分をどうにかしようとしたり。

 

ゲームを始めたすぐは、難しくて、餓死寸前で、人の家に入り窃盗して食べ物を奪うか、悩みました…。けっこう自分も滅入る。
セーブも朝一で上書きセーブされる仕組みなので、何日か前に戻ってやり直すとか出来ず、日々の積み重ねで生きている感じ。
今日はここに行った、これを持って帰ってきた、そしてこれを作った。明日はどこに行こう、とずっとゲーム中考えてました。

 

Iphoneでやったので、スクショ画像が全然なくて、他のレビュー記事のリンクも貼っておきます → 淡々と描かれる戦時下の日常―『This War of Mine』プレイレポ | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト

 

実写をイラストに落とし込んだ鉛筆画のタッチや、落ち着いているけど少しざらっとしたようなBGMと、ゲームの内容がマッチしています。
遊んでいると、けっこう胸が痛かったり、ああすればよかったと後悔の念にさいなまれたりするけど、
普通のゲームでは味わえないなって思いました。このゲームを面白いという表現をしていいのか微妙だけれど、
その時々での必要なリソースの見極めとかは結構頭を悩ませるので、面白いです。

 

Steamとiphoneで出ていて、iphone版を買ったけど、Steamの方はmodを入れられたり、
追加コンテンツもあっていいのかも。画質も綺麗そう。Steam版も買うか悩んでる。買いました画質がいいです
(Steam版はDLCもあって、因みにその収益の一部、紛争に苦しむこどもたちの支援活動に募金されるみたいです)

 

 

朝イチのセーブなので、その日死にかけたりするのをなかったことにして朝に巻き戻ってやり直しと、
途中から多少wikiを参考にしたけど、どうにか救いのあるエンディングを迎えられました。
ゲーム中の行動によってエンディングは変わってくるっぽいです。
プレイスタイル?は、出来る限り人のものは盗まない。善良な市民には手を出さない。
トレードをうまく使って、必要なものを手に入れるって感じで私はいきました。
自分もwiki見といてなんだけど、このゲームはほんとまっさら何も知らない状態から始めるのがいいので、
どうしようもない時まで、wikiとか見ずに進めたほうが楽しめるはず。知らないからこその発見って一番楽しい。
やり始めてすぐのときは、「今日を生きたそれだけでも嬉しい」って感じでした。こういう経験ってなかなかできないよね。

 

最初は煙草とか飲酒とか珈琲とか嗜好品に対して、こんな大変な時にそれっている?って思ったんですよね。
このゲームって実際のサラエヴォ包囲の戦争を着想にゲームを作ったそうなんだけれど、
でもいつまで続くか分からない戦争をただやり過ごしていくことって難しい。
多少の娯楽や嗜好品がないと、体が死んでしまう前に心が死ぬのかもしれない、って思いました・・・。
相手は悪人をいえども、物資入手の為に、人をてにかけて、でもこちらも重症になり、なんとか帰ってきた。
申し訳なくて、けがの手当てして お腹いっぱい食べさせて 酒を飲まして 3日程安静にしてもらってました。
そのキャラもどうにか終戦まで生き延びて、エンディングの文章も見て、彼の未来が救いがあるもので、良かったって安堵だった。(因みにRomanてキャラです)

 

以下自分的なコツみたいなの(ネタバレになるから白文字にしてます。読むときは反転で)

 

バールと斧は便利。
餌トラップは早めに作りたい。
初期は倉庫の人がバールや斧、のこぎり持っているから、必要なものを交換してもらったりできる。
戦闘の得意なローマンとか交換上手のカティナとか料理人のブルーノとか役立つスキルをもった人がいる。
犯罪者?は殺しても士気の低下ない?(すくないだけかも)
人が居て盗みマークになってても、その場の人全員殺害して次に行くと、盗みマークは消える。
雪は溶かして水になる。
隠れ家に人が来るのは決まった時間。
トレードは相手によって価値が変わる

 

wikiは、うっかり情報を知り過ぎるかもなので、いきづまったら、
Steamの Steam コミュニティ :: ガイド :: This War of Mine 簡易説明書 を読むのがいいかなって思います。
ネタバレにならない程度で、アイテムやゲーム仕組み的なのを書いてくれています。でも、手探りやるのが一番楽しいかも

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